テキストの表紙
クレーン学校に3日間
実は前から小型移動式クレーンの免許が欲しくて、ダメ元で会社にお願いしたところ
是非!資格取得してきて欲しい!とあちらから逆にお願いされました
えー!こんな事だったら、前に取得したフォークリフトや玉掛の免許の時に上司に言ってみるべきでした...
自腹で通っていました
偉いっす
スキルアップというか仕事でも使うので後悔はしていません
会社からお金出してもらえるなら絶対にそっち方がいいに決まってますよね!(笑)
同情するなら金をくれ!(笑)
クレーン学校には3日間通うというスケジュールです
玉掛技能持っている方は二日目の力学の授業は免除なので半日です
一日目学科、二日目学科、夕方に学科のテストに合格した人だけ、3日目の実技試験に行けるというものです
基本はきちんと学科を聞いていれば、ほとんどの方が合格する事そうですよ!
俺は不安を解消する為に、テキストを何回も読んで頭に叩き込みました
試験は〇、×方式で70点以上が合格ライン
ひっかけ問題も当然あるのですが落ち着いて解けば大丈夫ですよ
今回資格の取得に集まったのは10人、みんなそれぞれの会社の服を着ていました
女性参加者おらず、おっさんだらけでした(笑)
建設業、造園業、運送業など様々
一日目、二日目とテキストと先生の話やDVDの映像で勉強し、二日目の学科で無事合格!
やっぱり迷う問題も複数あり、勉強してきて良かったと思いました
経験値が無く未知の世界だったので、三日目の実技は正直自信がありませんでした
まず、どのレバーを操作していいか全くわからなかったんです (笑)
レバー操作で指定されたコースを通り目的地に着地させるもので、実際に先生が一度見本としてみんなの前で操作してくれました
俺はイメージトレーニングとしてYouTubeの動画を何回か見て試験に臨みました
せめて練習する時間が多ければコツをつかめるんだけどな~
参加人数も多いし、みんな初心者で時間がかかるから練習2回位かな~
俺が不安に思った事をボソッと教官が話していたので、なおさら不安に(笑)
実際にはYouTubeで見た方法よりも難しかったかもしれません
その日の試験を思い出して実際に一通り書いてみますね!
これから試験に挑戦したい方の参考になればいいな
試験開始!
アウトリガー良し!車体水平良し!輪留め良し!フック位置良し!移動経路良し!レバー良し!
実際には声に出す必要はないんですが、指さし確認が必須で減点対象になっているようです
クレーン車の助手席後ろ辺りに縦に並んでいてレバー4本ありました
注(メーカーによって位置が違う場合があります)
- 一番上のレバー 起伏 右へ操作すると↓ 左へ操作すると↑
- 二番目のレバー フック 右へ操作すると↑ 左に操作すると↓
- 三番目のレバー 伸縮 右へ操作すると↓ 左へ操作すると↑
- 四番目のレバー 旋回 右へ操作すると右旋回 左へ操作すると左へ旋回
実際の試験では伸縮禁止でした
レバーを握って上昇させ荷物を吊るワイヤーを張ります
重心良し!
実際に荷物を吊って地面から少し浮かせます
地切り良し! レバーを握ったままで側面の重量計を指さし 重量良し!
そこからトラックのあおりから上に上昇させて、ゆっくり旋回して車両から外側へ
外側に来たら止めて荷物を下げます
そこから旋回で移動開始!
ゆっくり荷物が揺れない様に気をつけながら旋回をつづけ第一関門へ到着
そこから起伏で奥へ荷物を移動させるのですが、一回では無理なので何回かに分けて慎重に移動
するとゆっくりと荷物が車体から遠ざかります
そこから左へ旋回開始!
すぐに第二の難関
高い壁があるのでそこを上昇&旋回でかわす
通過したら下げて再び旋回へ
第三の難関が来ました!
YouTubeの動画では最後トラックへ戻す事になっています
しかし、自分の学校では地面に的がありそこの黒い所にドンピシャで着地したら合格というものでした
そこへたどり着くまでは奥行の調節と高さの調節が肝心です
奥行きが足りないと最後、一発で指定の所に着地できないので時間がかかり減点の対象に
高さが高すぎると目測がしずらく、目的地からずれる可能性があり後々大変な事に
先生のコツを教えてもらったので真似して言われたとおりに調節すると、ちゃんと目的地付近まで行くので初心者でも大丈夫です(笑)
試験では伸縮が無く、基本同じところを円を描いて移動するので滅多に失敗はありませんよ
起伏しすぎたり、起こし過ぎたりすると、手前や奥のポールにぶつかります
ようやく的の周辺まで来たら、ギリギリまで下降し微調整
置き場良し!
荷物を地面に軽く着地させます
安定良し!
ワイヤーを下降させてようやく終了です
ようやくほっとしました
練習では失敗ばかりでしたが、本番はノーミスでとても達成感がありました
無事にみんな合格出来てめでたしめでたし
これから仕事で使う機会があると思うので、さらに技術に磨きをかけたいと思いました
長々とお付き合いありがとうございました
文章では伝わりにくかったかな?
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